会社、辞めます(4月17日付)

/*2005年03月05日02:19にmixiで書いた記事*/

 

野球選手は野球で、ピアニストはピアノで、数学者は数学で飯を食っている。当たり前だけど、それが職だ。プロだ。 

 そして、俺が人からお金をもらうには、文章を書くことぐらいしかない。 
 某広告会社に入って2年半、文章が書けないライターや文法を知らない校正、デザインできないデザイナーがいっぱいいることに驚かされた。おこがましいかもしれないが、純粋に文章力で「負けた!」と思うライターや編集者なんて1人もいなかった。 
 時間や人付き合いに対する姿勢、つまり「一般常識」と呼ばれるものは身についたけれど、肝心の文章力が磨かれたという実感が微塵も湧かない。サラリーマンしかいない。プロじゃない。 

 最近ビジネス雑誌で村上龍のコラムをよく見かける。彼はいつからコメンテーターになったのだろう。コメントなんかどうでもいいから小説を書いてくれよ! 

 みんなもっと気合い入れて、現役で、カッコつけて生きていこうぜ!